「新茶を楽しむ」ゆっくり味わうお茶の時間
八十八夜に摘む縁起物
もうすぐ新茶の季節がやってきます。今年の八十八夜は5月1日。八十八夜に新茶を飲むと「その年は病気にならない」「長生きできる」などの言い伝えがあります。また、八十八夜には末広がりの「八」が重なっており、さらに縁起がいいとされております。
ひと手間かけて急須で淹れたお茶はやっぱり格別で、ペットボトルやティーバッグでは味わえない美味しさです。この季節にしか飲めない「新茶」を急須でゆっくり淹れながら、たまにはのんびりとしたくつろぎの時間を堪能してみてはいかがでしょうか。
新茶の美味しい淹れ方
①茶葉を1人あたり3~4gほど急須に入れます。
※ティースプーンなら2杯ぐらいが目安です。
②適温になったお湯を急須に注ぎ、約40秒抽出した後、軽く2~3度回す。少し回してあげることで茶葉が開き、味をしっかり引き出すことができます。
※新茶に適したお湯の温度は70~80度です。沸騰したお湯を使う場合は、お湯を一旦湯呑みに注ぎ、手に持てる程度になるくらいが頃合いです。こうしてお湯を冷ますと同時に、湯呑みをあらかじめ温めておきます。
③湯呑に少しずつ均等に注ぎ分け、旨味の詰まった最後の一滴(ゴールデンドロップ)まで残さず落としましょう。
こだわり派: 香りと渋みを楽しみたい場合は、80度程度のやや熱めのお湯で短めに抽出し、甘みを味わいたい場合は70度くらいのぬるめのお湯で抽出するのがポイントです!
2煎目以降は熱めのお湯と短時間の抽出でさっと淹れると美味しくいただけます。
お茶に合った急須を選びましょう
焼〆平丸千段深蒸急須 盛正 20号 2,200円(税込) 日常的に健康を意識されている方にに。好みで色々な茶葉や味を愉しむ方へ。 おすすめの茶葉 |
長引く自粛生活で疲れやストレスが溜まっているという方も多いのではないでしょうか。そんな時は、少し時間をとって「新茶」でティータイムはいかがでしょう。抗酸化作用やリラックス効果のある緑茶を飲むことで、上手に気分転換をしながら心とからだを健やかに保ちましょう。